サブ機もまた、パナソニックのマイクロフォーサーズです。
じつは以前はSonyのRX100(初代)というハイエンドのコンデジを使っていましたが、ファインダーがないことと、メイン機であるGX7との操作性があまりに違うことで結局ほとんど使わなくなってしまったのです。特に問題なのが操作性の違いで、多くのことを覚えられない小生にとって、2つのメーカーの製品を並行して使うことなどどだい無理な話だったのでした。
そしてRX100をヤフオクで処分し(予想よりも高値で売れました)、メイン機と同じパナソニックの、やはりマイクロフォーサーズ規格の、但し遥かに軽量でコンパクトなこのGM5というのを購入したわけです。そして結果はというと、大正解でした。
メイン機と変わらぬ操作性、そして評判のよくない電子ファインダーも簡易用途と割り切って考えれば十分な性能です。しかも何よりも小さくて軽い。よく使う20mmの単焦点レンズと組み合わせたときの重量など、僅か270gです。さらに42.5mmの単焦点レンズを追加しても400gにしか過ぎません。マイクロフォーサーズの良さ(=小型軽量なシステムでありながら高品質の写真が撮れる)を最大限に享受することができるのです。
おかげで会社勤務の平日は、このカメラと単焦点レンズを常に鞄の中に入れて持ち歩いています。
ただし問題がまったく無いわけではなく、それはボディ内手振れ補正がないことと、EVF(電子ファインダー)が見にくいことです。
仮にもしサイズをこのレベルで保ちながらボディー内手振れ補正をサポートし、より高性能な電子ファインダーを有する後継機が出たとしたら、迷わず購入するに違いありません。
(但し手振れ補正に関しては、最近はレンズ側で対応するケースが多くなり、あまり問題ではなくなってきていますが)
LUMIX DMC-GM5